一つのきっかけは、ZO輸入代理店の医療業界に対する不義理からでした。
ZO製品で、主成分のレチノールが高濃度に入っているとうたっている製品が実はほとんど入っていなかったり、その他のレチノール製品も軒並み我々に提示された濃度よりも実は少なかった事がわかった時がありました。
それが2015年でした。
デイリーPDは当初1%のレチノールとの説明と資料がありましたが、実は0.01%以下、要はほぼ主成分が入っていませんでした(現在も同じで、デイリーPDはレチノール製品の類いではありません)。
レタマックス(Wテクスチャーリペアの前製品)は1.32%が0.65%と半分、ブライトネックス(ブライセラムの前製品)は1.1%が1.0%・・・
主成分のレチノール濃度がこんなに説明とは違っていた状態で販売が続けられていました。
当然、全ZO使用医療機関に伝えるべき必須事項と思われますが、これらのことを当時講演されていた先生方数人に真実を伝えるのみで、その他の先生方には封印されてしまいました。
私は講演をしていませんでしたが、使用量が多かったために伝えられました。
その後、ZO輸入代理店は今後濃度を公表しないという方針へと急に変更しました。
しかし、こういうレチノール濃度の情報は本国では文献にもなって公になっていることなのですが、日本の医療機関ユーザーには、正しい情報の伝達がされません。誠に嘆かわしいことです。
私は、患者さんの事を思いまじめに治療されておられる先生方のことを思うと看過することはできず、正しいことを公表するように当時のZO輸入代理店代表にもかなり何度も交渉しましたが、その道は開かれませんでした。
となると、他の製品についてもすべてを信じていいのか半信半疑にならざるを得ません。
実際に、ミラミン・ミラミックスでもグリコール酸の濃度が1/4以下に極端に下がった時も公表はされず、この時もユーザーの先生方にお伝えすべきと何度も要求しても聞き入れられませんでした。
その後もその精神はずっと続いているようで、現ZO輸入代理店代表は、今度はさらに、「実はデイリーPDには1%の高濃度レチノールが最初から入っていた」と主張を覆す始末です。
しかし、デイリーPDで高濃度レチノール反応が日本導入当初より全くないことは周知の事実なのです。
主成分が説明通りに入っていなかったことは法に反する事と考えますが、怒りを怒りで返したところで生まれるものは何もありません。
ここから、GAUDISKINが始まりました。
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