なぜゼオスキントップユーザーだった
私がゼオスキンから撤退したか
〜その12〜
その他のZO製品について思うこと

 

ビバリーヒルズのOBAGIクリニックで勉強させて頂いた時の事です。ZO製品の特徴や使用法などの話があるのかと期待していましたが、製品の説明はほぼありませんでした。しかし、一つだけDr.OBAGIが自ら実演説明された製品がありました。その製品は、「エクスフォリエーティング ポリッシュ」でした。

講義中に急にこのポリッシュを水もつけずにご自分の顔をジャリジャリと擦りだしたんです。そして水で洗い流すこともなく・・・

それもよりによってこの製品？・・・かなり衝撃の一場面でしたが、これが良くも悪くもアメリカ！なんだと。
Dr.OBAGIが自ら推奨される治療でしたが、私には欧米人との肌の違い、文化・思想の違いにしかうつりませんでした。これがZO製品の作られている根底の一つなんだと体感してしまいました。

この「擦る」ということが、日本での日本人の肌に対するスキンケア指導とは真逆の概念であるとともに、ZOでは毎日化粧水で角質をピーリングしたり、洗顔にも擦るスクラブが入っていたり・・・

確かに使用すると肌がつるっといい感じにはなるのですが、それが果たしてすべての日本人に推奨していい治療であるのかどうか、また医療機関で使用するメディカル製品として、見た目だけでなく肌機能をも改善するという立ち位置の治療であるといっていいのか・・・

このあたりは、少し立ち止まって考えてみる必要があると思います。

肌状態も十人十色ですし、治療する側も治療をされる側もいろいろなお考えをお持ちのことと思います。ZO製品でとても調子よくいける方もおられると思いますが、少なくとも私は、どこかブランド名に引きずられて処方してしまっている違和感を感じざるを得なくなってきました。

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