GAUDISKINセラピューティックで得られた結果を維持するために、 GAUDISKINメンテナンス(洗顔、インナーモイストTAローション、エクラリバイブ、デュアルレチノプラスorライト)を使用してメンテナンスをしていきます。
しかししみ体質の方は、肌質や肌機能はうまく維持できても、しみはどうしても年月とともに再発傾向になりがちです。
その再発時期を遅らせるために、セラピューティック時にQスイッチレーザーも使用しますし、メンテナンス中にも光治療(IPL)等を併用したりもするのですが、それでも完璧な再発コントロールは難しい面があります。
(注: メンテナンス時にレーザーなどの施術を加える時には、レチノールの使用方法が適正使用であれば、レチノールの調整や休薬は不要です。)
そこで、しみの再発がその方の許容範囲を超えると、「プチ補正」をしていきます。
レーザー併用セラピューティック後の場合は、多くは数年に1回程度で十分ですが、雀卵斑などで再発が早い方は1年に1回で行うこともあります。
全顔あるいはしみのある頬部の範囲だけに、しみレーザー初日併用のセラピューティック治療を、通常のセラピューティックよりもさらに短く、1ヶ月に短縮して行います。
一度して頂いている治療なので、炎症後色素沈着の有無や程度もわかっていますし、かさぶたの落ちる時期も把握できているために、治療計画が立てやすくなります。また、口周りにトレチノインを使用しなければ、気になる落屑の心配もより少なくなりますし、そもそもビタミンAに慣れた状態での開始のため、最初にした時ほどビタミンA反応は多くでないことがほとんどです。
普段お使いのメンテナンス製品のうち、レチノール製品がトレチノイン1本に換わり、ハイドロキノン製品だけが1本追加になるだけですから、費用的にもあまり負担になりません。
もちろん、しみの状態や社会的背景の考慮から、最小限のしみレーザー治療のみのプチ補正や、セラピューティック外用治療のみ(7週間程度)のプチ補正もありえます。
このように、再発したしみが自分の許容範囲を超えるようになってしまっても、プチ補正をかけていくことができれば、しみが初診時の状態まで戻ってしまうことがありません。
また、たとえどんなにしみが再発してしまっても、一気にもとに戻すことが可能です。
確かに、なかなかゼロにならない難しい色素や、再発が早めの色素もあるのは事実です。
しかし、この難治性の慢性疾患を抱えながらも、どのレベルをキープし続けることができればうまく年齢が重ねられるようになれるのかを一緒に考え続けていくことが大切です。
このような生涯にわたるコントロールは、海外製品では難しいこともありますが、GAUDISKINであれば、人生を支える治療が可能になると思っています。
しみという慢性疾患の治療をするにあたり、再発という先までの視点を置いた治療計画を最初に立てた上で、治療開始することが重要です。
どんな方法であれ、治療される方の心とその方の生き方がかわることにつながる治療、そして治療する側も共に喜べ感動できる治療になればいいなと思っています。
注)これは私個人の現時点での治療方法であり、 GAUDISKINとして定められた治療法ではありません。担当される先生の方針に沿って治療をお願いいたします。
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